元・夫は私の4歳年下で、夫の姉は夫の2歳上。
義姉は私より2歳年下だけどお姉さんと呼んでいた。

お姉さんは短大卒業後、就職が決まっていたけど、就職せずに玉の輿結婚した。
「どこに出しても恥ずかしくないように育ててある」と、
両親の自慢の娘だった。

とてもきれいな人で、旦那さんの親(社長)から「是非、うちの息子の嫁に・・」と頼まれて、
息子さんもお姉さんに惚れていて結婚した。

結婚するときに、旦那さんの親の屋敷の同敷地内に3階建ての家を建ててもらいそこに若夫婦で住んだ。
若夫婦2人暮らしで部屋が9部屋の豪邸だった。

あまり、旦那さんの家族とはうまくいっていなくて、
私の夫のお母さんは「娘は大変、あんな広い家、掃除が大変よ」といつも愚痴った。

お姉さんは旦那さんに毎朝、靴下をはかせて起こす。
歯磨きの時は、歯ブラシに歯磨き粉をつけておく、一生懸命尽くしてあげてると言い、
「嫁としてやることやってるのに、
夫は何をしてやっても、言っても感じていない、のれんに腕押しよ。
料理もおいしいともまずいとも言わないで黙って食べる、
思いやりがないのよね」と、お姉さんと義母は、
同じ認識の母娘(昔は一卵性双生児といった表現があったけど)だった。
その認識は私にも当てはまり、私にも言いたいことのようだった。

私も元・夫から、「やることやってない、思いやりがない、何を言っても感じない」と言われていた。
(反論しないことは感じていないのではない。
争いを避けるための手段なんだよと私は心で思っていた)



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正月になると、
実家に里帰りして来たお姉さん夫婦と私たち夫婦が集まりおせち料理を食べていると、
お姉さんは、
嫁ぎ先同敷地内に住む旦那さん家族達の悪口をぶちまけ、
聞き苦しくて私は聞いていられない気持ちになった。
旦那さんは、真面目で大人しい人で黙って聞いていた。

お姉さんは「私は銀行の人から
『なぜこんなきれいな人が、あの人と結婚したのか〇〇町の七不思議』と言われてるのよ」という。

両親もお姉さんもある宗教を熱心に信仰していて、嫁ぎ先はその宗教ではなかったけれど、
旦那さんの父親も本人もきれいなお姉さんに嫁に来てもらいたい一心で、
お姉さんと両親の希望で仏壇を結婚するときに持って嫁いだ。

お姉さんは何かにつけて「夫とは求めるものが違うから!」と言っていた。
嫁ぎ先が信仰していなので、なおさら旦那さんの両親とうまくいかなかったのかもしれない。
困ったことがあると、すべて信仰しない夫のせいということを言っていた。

酒好きでお金遣いが荒い夫に困っている私には、
「弟がお酒を飲むのは、家がおもしろくないからじゃないの?」というのだった。

お姉さんが結婚して3人目の子供が生まれた何年後かに、嫁ぎ先の会社が傾いた。
お姉さんはずっと専業主婦だったけれど、
旦那さんの家族が信仰しないから会社が傾いたと、責めていた。
そしてとうとう会社が倒産(破産)し、
旦那さんの両親のお屋敷と、
若夫婦の家も無くなって、お姉さん夫婦家族は2DKマンション暮らしをするようになった。

だいぶん後に義父から聞いた話だと、
嫁いだお姉さんの会社が困っているとき、義父に内緒で義母はお姉さんにお金を渡していたそうで、
「もちろん返ってこないよ」と言っていた。

いつからか?(会社倒産前後?)は知らないが、
お姉さんの旦那さんが信仰をするようになりお姉さんは旦那さんのことを前の様にはあまり悪く言わなくなった。



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それからお姉さんは、生まれて初めてパートなどをして必死に働いた。
3人の子供たちを進学させるため塾にも行かせて、
2人目の子供が私立高校に合格したときに、
私に、高校の制服を買うお金がないので20万貸してほしいとたのんできた。

私もその時にお金がなく困っているときだった。
「うちも貸せるお金がないから、クレジットカードで借りたらいいんじゃない?」と言ってみた。
お姉さんは「うちは破産してるので、カードが作れないのよ」と言い、
私に「あなたカードをもっているなら借りて貸してくれないかしら?必ず返すから」という。
私は、お姉さんはきちっとした性格だし、そんなに困っているならと思い、
カードで20万円借りて貸した。
それから、お姉さんは約束通りに1万円づつ返してくれた。

その数年後、私は夫と住んでいた団地から2人の娘を連れて逃げた。

その時の記事はこちら→結果良かった夫との別れ方の記事

夫の元から逃亡し十年ほどが経ち、次女は結婚、長女はアパート暮らしを始めて、
私は団地で一人暮らしをしていた。

ある日、何かの届けを出すため区役所のカウンターで申請書を書いていると、
「〇〇子さん」と、私の名前を呼ぶ声がした。
顔を上げるとそこには、元夫のお姉さんが立っていた。

お姉さんは別の区に住んでいるので、まさかこの区役所で合うとは夢にも思っていない事だった。
もし私が先にお姉さんの姿を見つけたら、そそくさと確実に逃げだしたはず。
私が下を向いて申請書を書いているのを、お姉さんが先に見つけたのだから
逃れようもないことだった。

~~続く~~

  
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