安倍元総理のご冥福をお祈り致します。

今、統〇教会が話題になっています。

私は結婚したばかりの頃、夫の家族と同居していました。
その時のことを書いた記事はこちら ↓



夫の家族は熱心なある宗教信者でした。
歓迎されない同居ということと、私だけがその宗教に未入会だったこともあり、
お姑さんから良くは思われていなかったのです。

夫は生まれてすぐに親から名前だけ入信(福子・ふくしといい幸せになるらしい)させられていたので、熱心ではありませんが、一応2世信者でした。

同居してしばらくすると、夫が言いました。
「おまえも入信したらおふくろにかわいがってもらえると思うよ」と。

確かにお姑さんから親近感は持ってもらえるだろうなと思いました。
同居継続する以上は夫の両親を喜ばせて自分のためにも良いと思い、わりと素直に入信しました。
(夫と離婚してしばらくしてから、脱会しました)

夫はお金遣いが荒くて私はいつも困っていました。
お姑さんの答えはいつも「あなたが勤行したら変わる」というものでした。
財務とかいう寄付の時期になると、
お姑さんが
「出した分は3倍になって戻ってくるから無理してでも出しなさい、ケチったらダメ、
私はこれまで出して困ったことはない、いつも3倍で必ず戻ってきたから」と言いました。

3倍になって戻るという意味は、宗教から戻るわけではないのです。
宝くじが当たったり、思わぬところから臨時収入が入ったりするという意味らしいのです。
はっきりした記憶がないのですが、一口何千円?からというので私はその時、
最低額を出したと思います。

入信したことで成功したと思って居る熱心な方々が、
3倍になって返ってくると信じているのであれば
沢山寄付してるんだろうなって思いました。

私が一番びっくりしたのが、夫のお父さんがある病気になったとき、
その宗教から購入したらしい小さな紙を舌の上にのせて水で流し込んでいたのを見たときでした。
(詳しくは聞かなかったけれど、
〇価〇会が、販売しているおまじないの紙?)に、違和感がありました。




私は夫の両親との同居(結果的に2年ほど)その間だけ、まじめを装ってやっていましたが、
団地建替え移転で、2世帯に分かれ別居してからは、あまりまじめにやっていませんでした。

会員が義務のように新聞と毎月の機関紙など購入するのですが、私は一切購入しませんでした。
私はそのころ30代でした。

同団地の国民年金受給の60代女性は、
お題目はまじめにやれるけど、新聞・機関紙・財務などお金のかかることは、きついよと
私に言っていました。
「お金のかかることはやらなければいいじゃない、私はやっていないよ」と言ったら、
「近所の会員から怒られるし、功徳になるからと言われて仕方なくやってる」というのです。

私は 会員の方にはあまりやる気がないと言っていたし、
かといって拒否もしなかったので、きつく言われることはなかったのだと思っています。




私はそのころ、子供のPTAや子供会を通して親とかかわりを持っていく中で、
自己主張も強くなかったためか、他の宗教の勧誘も受け、
宗教の集まりにも誘われて、
他の宗教の教えに興味もありいくつか行きましたが、
最終的に共通していたことは、
「あらゆる欲にとらわれていたら幸せになれない。
金銭欲を手放すには、当宗教に寄付をしなさい」だったような気がします。

人間が生きていくために必要なのはお金。
どの宗教も人間が作ったもので、お金が欲しいんだなって思いました。

ある宗教は 本部の?井戸水から汲み上げた病気が治る水というのを
高価で売っていた。

どの宗教も政治も、絶対的に良いと、決め切れるのは私にはない。

そして・・無宗教であっても、気の持ちようで不幸にも幸せにもなれることも知りました。

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