苦労知らずの楽しかった子供時代・・

あの若く希望に満ちていたころ・・

人は あの時に戻りたいと言うことがある。

 

私には戻りたいと思う時代があまりなかったけど

大好きなコントの天才志村けんさんが亡くなり、

追悼記事がたくさんネットに書いてあるのを読み、

「自分のコントは 動き7 言葉3」と言っていたとの記事を読み、

あの定時制高校文化祭の、寸劇をもう一度やり直したいと思うようになった。

 

25歳で定時制高校通学し始めて、27歳で結婚、29歳で妊娠したけど、

つわりもなかったのが幸いして、休学なく通学していた。

高校4年の文化祭、各クラスから演し物を出さなければならない。

我がクラスは「教師の物まね授業風景」の寸劇をやることになった。

当時、妊婦の私がそれを理由に遠慮しても良かったけど、

演技好き・コント好きだったので、私が演出・脚本をかって出て寸劇をすることになった。

女性の英語教師の物まねで、英語の授業をやる。

日常の授業の中で、できの悪い生徒がガムを噛みながら授業を受けていることがあった。

女性教師は「○○君!!授業中のガムはやめなさい!!ガム飲み込みなさい!飲み込んでも死なないから・・!!」と生徒をしかりつけることがあった。

それを女性教師の物まねでやろうと思った。

教師役は・・もちろん自分で!!

大きなおなかで舞台に立ち、女性教師の甲高い声を物まねで「ガムはやめなさい!!飲み込みなさい!!飲んでも死なないから!!」と言ってみた。

そのあと1つ覚えているのは・・「皆さんお風呂は英語でェ~~~?」

生徒たち「バス!!」

「ではァ・・『お風呂を掃除する』は、英語でぇ~~~?」

生徒たち「バスクリン!!!」てなことを言うコント。

(当時・バスクリンの入浴剤のCMTVでよく流れていたので考えた)

入浴剤名と、掃除するクリーンをかけたギャグ・・・のつもり

このような説明がいる時点で✖ですね(-_-;)

 

観客に全く受けずスベりました。

 

志村けんは、動きで見せる、目線とともに目力も強弱付ける。

動きにキレがある。

コントの神だとずっと尊敬してきました。

 

あの時の寸劇の私は、動きはなく言葉だけを(結局ウケない)考えていた。

 

「動き7 言葉3の 寸劇」を、あの20分間に戻って もう1度演ってみたいなぁ
と思った今日この頃。

  
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