引きこもりなので、新鮮な話題もなく昔のことばっかり 書いてる私です。
昨日食べた 晩御飯のおかずは忘れても・・・
昔のことはよ~~く覚えてるんですよね。
(これ 認知症の特徴です(^_-)-☆
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遠の昔に亡くなった明治生まれのおばば(祖母)は、

私が若いころ、普段おしゃれをしていると、
「じょうじょうよすの おおはでなすじゃ!!」とよく言いました。
「常常良しの大派手無し」といっているんです。

「日常に きれいな服ばっかりを着ていると、
大事な日には、よそ行きの服がないぞ」ということです。
若いんだからおしゃれをして何が悪いの?と思っていましたが、

これはすべてのことに通じているんだと、東京に出て結婚して思いました。
私の実家のある富山県は、普段は地味に地味に暮らしてお金をためて、
いざというときは どんと出すという風潮でした。
東京に出て、もうじき50年経ちますので、
現代は、それぞれの家庭事情で、その風潮はなくなっていると思っています。

結婚相手により、経済的な生活が変化するものだと思ってますけど、
元・夫の両親と同居したとき、料理が上手だったお母さんが
「毎日おいしいものを食べて暮らせたら幸せ。お肉もハムも安いものは気持ちが悪い。
高いものを買っている。この前、家を建てた人のお宅を見に行ってきたけど、
食べていたものは、キャベツの油いため、あんなつまらない生活は嫌だ。
家を建ててローンに苦しむより、おいしいものを食べたいわね、
あの世に、お金を持っていけないんだから、生きてるうちに楽しく暮らしたいわ」と私に話した。
(私は 普段は地味に暮らして、家を建てることは立派なことだと思っていたけれど)
お母さんの話に逆らってもしょうがないので「はぁ、そうですね」と言いました。



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その時私は若く、そこまで考えなかったけど後で思うと、
都営住宅で家賃が安いから、
両親は美味しいものを食べること第一の生活ができていることに気が付きました。
亭主関白な元・夫のお父さんは、手渡し給料から、自分の小遣いを前引いて渡していたそうで、
お母さんは 「給料の額を知らない、
でも、お父さんは小遣いが足りないということはなく、
自分に渡したお金を持っていくことはないし、
休日の外食代は、お父さんが自分の小遣いから出してくれる」と。

お母さんは「決まったお金でやりくりできるので、まぁやりやすいけど」と言って、
貯金もしていたと思いますが、
お父さんが退職してからの生活は、それまで「常常良しの生活」
をしてきた人の、老後は楽ではなかったと思います。

自分の根底には「常常良しの大派手無し」生活は、したくないというのがあります。
童話で「アリとキリギリス」の話ですね。
(有りとギリギリっす)では、
あり(有り)の生活をしたいです。

いざ、お金を使う必要があるときはサッと出せるよう、
普段はストレスを感じない程度で地道な生活を心がけています。



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