高校生娘2人を連れて、46歳で夫と別れ稼ぐため、
「家事と介護」の仕事を始めました。
その時は介護保険施行前のため、家政婦紹介所に登録して
派遣された個人宅でホームヘルパーで(主に家事)働きました。
社会保険なしの時給制だけれど、
いきなり長時間の仕事が入り、週5日ほど働いて
給料額には満足していましたが、
区からの委託の仕事なので、ホームヘルパーという呼称で、
要介護者本人以外の家事・介護はする必要がないと言われていたけれど、
(掃除は本人の使用する場所だけ・調理は本人の分だけ作ればよいと)
登録先が「家政婦紹介所」だったせいか、
要介護者のお宅に行くと、お手伝いさん感覚で、見境なくいろんな用事を言いつけられて
やっていました。

しばらくして介護保険開始になるのですが・・・
それに先駆け、区が登録ホームヘルパーを募集していたので、
区のヘルパーなら家政婦扱いは無いだろうと思って・・
応募しました。

面接の日、数人の面接官の前で質問を受けました。
感じの良い代表のような男性が履歴書をみて・・
「ヘルパーの経験あるんですね!」
「はい!」
「給料は今いくらほどもらっていますか?」
「月によりまちまちですが20万円ほどです」
「そうですか・・・
経験者の方には是非来ていただきたいですが、こちらでは今からですので・・
どのぐらい仕事依頼があるのか?
そんなには払えないと思います」
というような会話をしました。

数日後に面接結果が手紙で届き「不合格」でした。
私は「面接官がぜひ来てほしいが、給料額の保証ができないから断ってきたんだな」と、
都合よく解釈をしました。
(こちらも合格しても、収入が安定していなければ困ると思っていたところだった)

区のヘルパー面接は不合格になり、
家政婦扱いされるのが納得いかず家政婦紹介所も辞めて、
家事のない介護だけの施設で半年ごと契約更新で、パートで働きました。
それも体力が続かず更新せずに半年で退職しました。


その後、都営団地に入居出来て、
娘が高校卒業して経済的に楽になった私が50歳過ぎに、
また区の登録ヘルパー募集がありました。
その時シニアタレントも少ししていたので、
登録ヘルパーは仕事の希望日の融通が利き都合が良いと思っていたのです。

区の登録ヘルパー面接は2年ほど前に1度不合格になっていたけれど、
履歴書を送ってみました。
面接日時の通知がきて、指定日に面接に行きました。

面接官に「私は以前1度不合格になり、今回は2度目の応募です」と言いました。

数日後、合格通知の封書が届き、登録ヘルパー採用されました。

当時はシニアタレント(主に再現ドラマの仕事)もちょくちょくあり、
こちらを優先で働きました。

タレント仕事と区の登録ヘルパーの仕事日が重なると、
タレント仕事を優先していたので、
私へのヘルパーの仕事の依頼が徐々に少なくなっている気がしてきていました。

そして・・考えたこと。
子供のころからの夢TV出演は、一応叶えたけど、
この仕事で生活できるのは絶対不可能だし、
続けていく根性もないと考えました。




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そして・・ヘルパーの仕事も苦手だけど、
この仕事を続けていくしか他に道はないと思いました。
この仕事一本でいくなら、
国民年金の登録ヘルパーではなくて、
厚生年金のある社員ヘルパーになりたいと考えました。

区のヘルパーには(名称が違うけど、わかりやすく表すと)
「①登録ヘルパー②正(準)ヘルパー③正職員ヘルパー」の様に分かれてありました。

しかし区の③正職員ヘルパーは、50歳以下しか採用しませんので、
私は応募できません。

②正(準)ヘルパーならば50歳以上可、厚生年金加入でした。

ある日、登録ヘルパーの人だけが応募できる ②正(準)ヘルパー募集があり、
早速、応募しました。
ヘルパーの格ごとに面接があり、これで区の面接は3度目でした。

何人の応募があったかは知りませんが、2人が合格しその中に入っていました。
その時期に国家試験の「介護福祉士」合格しました(介護福祉士も受験3度目の合格)

最初の区の登録ヘルパー応募1度目の不合格時に、
面接官が「ぜひ来てほしい」と言いながら。。。
支払いできる給料に自信がなかったため断ってきたと思った自分は、
それならと、
運営が落ち着いたころ。。。再応募し「面接は2度目です」といった私。
どうしてもそこに行きたかったから、2度の面接を受けたのでした。

ある有名俳優が
「無名の時にオーディションを落ちてばかりいたけれど、
いろいろなオーディションに顔を多く出すことで、
顔を覚えてもらうことが目的と思えば腐ることはなかったし、
ちょい役でももらえるチャンスがあると思っていたから」と言ってました。
そこから、今這い上がって有名になられたのですね。

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