年金生活の今でこそちょっぴりポジティブ志向になりましたが、
物心ついてから・・・ずっと、ひねくれものだった私でした。

介護保険施行から今年で20年が経ちました。

私が、一文無しで夫と別れてから、
生活のために働いたホームヘルパー時代、
介護保険制度開始当時は、
その制度を普及させ使わせるためか、
介護保険利用の仕方が、とてもゆるく・・・

都会の裕福な家庭の高齢者が介護認定を受けて、
軽度の介護認定されると、
訪問介護の生活援助(掃除)を依頼する(家政婦替わり)ケースが、多かったです。



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当時は実家の母がまだ元気で働いていたけれど・・

母と同年ぐらいの都会の高齢者が、
遊びに外出できても、掃除ができない・・とヘルパーに掃除を依頼すること、
同居する家族がいても平日は働いているので掃除はヘルパーにやってもらおうという、
考えにとても矛盾を感じていました。

(介護保険の無駄遣いだわ・・・)
そんな時、ストレス解消で作っていた詞がパソコンにまだ残っていて、
その一つがこの作詞です。

ブログにそのまま文章にしてしまうと角が立つと思ったので、
昔は川柳や作詞で公開してました。

その昔 世界の底辺で哀歌を叫んでおりました(´;ω;`)


田舎の母ちゃんのエレジー

都会では あんたと変わらん年寄りが
「使わにゃ損!!」と 介護の名目で
掃除をヘルパにやらせよる
この人たちの 不可解なところ
「お若いですね!!」と言えば喜び
「お元気そう・・」と言えば むくれる

都会では あんたと同じ年寄りが
「子供にゃ遺さん」と言う人ばかり
厳格な親 演じよる
母ちゃんあんたと違うよここんとこ
「子供に上げたい」言うてはいても
遺す金など 持っとらんもんな〜

都会では ヘルパーも同調しておるよ
「あの世にゃ持ってけないもん」と言うて 
「生きてるうちに 使おうよ」なんて
建前・本音の 違う都会人やで 
1円でも多く 子に渡そうと
税金対策 影ではしとるで

都会では 掃除・飯炊きヘルパーまかせ
介護保険の使い放題 小金持ち
他人からチヤホヤされ いい気分
母ちゃん、あんたも認定受けてみれ
要支援なら 引っ掛かるでェ

田舎では 我が母 体にムチ打って
田んぼと畑で這いずって
ほんのわずかの年金から
母ちゃん、介護保険料 取られ損だで
介護を受けるにゃ その金も無し

産み育て あんたに 感謝は言わないよ
これを世間は 親不孝だと・・
自分が産んだ子供であれば
育てたこと 普通と思うし 当たり前だで
『母ちゃん、元気で!!』 ただ、祈るのみ



*母ちゃんは、平成29年に92歳で亡くなりました。

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くだらん作詞じゃ!と思う人も・・
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