約40年前、実家の父親が70歳で亡くなって葬儀をしてしばらくたった時、
当時60歳の母親がわざわざ富山県から夜行列車にのって東京に出てきて、
私に「遺産放棄の印鑑」をもらいに来た。

当時、家家の地域では「跡取りがすべて相続する」のが普通だったような気がするし、
私は初めからそのつもりでいたし、素直に印を押した。

母は、父の死後すぐに父が生前から希望していた家の周りの整備、
その費用に父のお金を使ったので、
父名義の貯金は無くなったと言っていたし、それはその通りだろうなと思った。
例え、父の貯金が残っていても私は自分がもらいたいという気は全くなかった。
ただ、田畑と山林と家の相続があるのでその放棄らしかった。



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私はその時、酒も飲まず真面目に働く父だったけど、
母親を徹底的にいじめる父で、
そのことがその後の私の人生観・男性観に影響を与えたと思っている。

人生観・男性観の記事



なので、父親が亡くなった時にほっとしたのだった。
これで、母親と姉が平穏な日々を送れると思っていた。

母も姉も元気で真面目な働き者だし、貯金が増えるようになった。
姉の2人の子供が学校卒業して働くようになれば、
もっと実家も経済的に楽になるだろうと私は安心していた。

結果的には、それがそうではなかったけれど・・・
姉の長男が仕事が長続きしない、金遣い荒い上に借金癖で・・
母と姉がそのしりぬぐいをするので、お金が貯まらないどころか貯金取り崩し生活。
そのイライラで母と姉の仲も悪くなった。

あまりに仲が悪いので、私が仲を取り持とうとして実家に行ってみたけれど、
どっちもどっちで・・私の手に負えないと思い匙を投げた。
(同居で仲が悪いほど悲惨なことはない)

次男は実家から離れて、真面目に働いている。

私は母に電話で「姉は自分の息子だから、尻ぬぐいするのは自由だけど、
婆さんが孫のしりぬぐいはやめたほうが良いよ」と言ってすごく怒ったことがあり、
「同じ家に住んでたら仕方がないよ、あんたにはわからんよ」といったので、
私は、あきれてその後、母からの電話を拒否したことがあった。



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母は手紙で「あなたに心配かけたけど、自分の葬式代ぐらいは持っているから・・」と書いてきた。

母親が5年ほど前の冬に特養で看取りで亡くなった時、貯金を持っていなかった。
葬式代もなかった。

富山の姉がお金が無いし、葬式はできない、したくないというので、
東京の私は「私も今、インフルエンザ?にかかっているから・・
実家に行けないし、
親せき近所には亡くなったこと知らせないで、火葬だけにすればいいよ、
そのうち親せき近所にに判って、聞かれたら「東京の妹が『インフルエンザで来られないというし、
密葬で済ませました』と、全部、私のせいにしてよいから・・」と言いました。
姉はその通り母を火葬だけにしました。

人が亡くなって、葬式をしないのは実家の地域では、現在もとても珍しいことだと思います。

私自身の葬式代は 娘に葬式は不要と言っているので残す気はありませんが、
母の様に1文無しでは嫌だと思っています。

葬式代名目としてのお金ではなく、
自分が生まれたくなかった人間社会に、生み落としてしまったお詫び代と、
母親が離婚後にきちっと生活して、貯めてたんだと思ってもらいたいからかな?

自分の母親と姉を見ていて、
私は「すべてを、あきらめるような女の人生」は送りたくないと思うことで、
独立心と生活感が養われたのかなと思っています。

そして・・・自分は、歩んできた人生の中で今が一番幸せな時と思うのです。
(同居長男に 今も悩ませられている姉の心配を除いて・・)


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