ずっと前に別のサイトで、創作小説・ノンフィクション話・俳句短歌などを投稿するのがありました。
(現在そのサイトは無くなっています)
そこに投稿した、私のノンフィクション話(実話)を思い出しながら、書こうと思います。
私が夫と婚姻中に「夫が連れてきた女」の話です。
夫が浮気相手を 家に連れてきたときに 妻のとるべき態度としてどうなのか?
と、疑問あるかもしれませんが とうに過ぎた話です。
バカな妻の一つの話として、読んでいただけたら幸いです。
(長文なので、4~5話に、分けて書きます)
元・夫が青果店勤務で収入が多かった時は、経済的に楽をさせてもらっていました。
青果店は 住んでいる団地(東京)から車で1時間30分ほど、かかる場所(神奈川)にありました。
青果店の近所にデイリーヤ〇ザキというパン屋さんがありました。
そのパン屋の経営者は、夫が務める青果店の同僚男性(入り婿)の、奥さんでした。
夫がある日「派手な女がパン屋で、働いているんだよな」と言う。
その後、仕事から帰ってくると、毎日私にその女性の話をしてくる。
名前はM子。
服装が派手とか、メークが派手とか相手をほめるような話はしてこないが
(興味を持っているんだなということだけは伝わってくる、
逆にこの話をしなくなった時が 怪しいぞ)と思っていた。
私の夫は優しそうに見え、第一印象が良い、
話も上手なので、いつか付き合い始めるかもしれないと、他人事のように思っていた。
そのころ私は、夫との関係に疲れていた、
料理上手な母親に育てられ、自分も料理を器用に作れる夫は、
私の作る料理に不満ばかり言うのと、
何度か、食事が気に入らないと言って皿ごと、投げられたこともある。
ちょっとしたことで、すぐにかっとなる性格にも疲れていた。
私は完璧人間ではないが、この人が、もしどんな完璧な女性と結婚しても、
何か不満を見つける人なんだろうと思っていた。
ただ自分は、夫に反発すると余計に激高することがわかっているので、
反発はしなかった、この部分はどの女性よりも忍耐強いと思っていた。
M子は、夫より2歳年上でバツイチで男の子供がいる、
今は再婚し2人目の旦那と暮らしているらしい、というのも夫の話から分かった。
次第に夫は女性の話を、私にしてくることがなくなった。
(付き合い始めたのかなと思った)
そして時々、夜・家に帰ってこない日も出てきたが、
夫との生活に疲れていたので、帰ってこないことに心のどこかで、ほっとしている自分がいた。
女ができても、経済的に苦しめられていないし、
自分の小遣いでやっているのだからと黙認していた。
夫が家にいる日は、夜8時ごろに電話が鳴る。
夫が電話口に出て、すぐ電話を切り家を出ていき、
(当時は携帯電話がない時代)、
住んでいる団地の近くの公衆電話BOXから、嬉しそうに電話で話をしている夫を目撃したこともあった。
電話に私が出たときは無言で切れ、
直後に夫が打ち合わせたように公衆電話へ行って電話をするのだった。
この時の私は、相手の女性は相当気が強そうだ、
はじめはうまくいっても、女性が反発して仲たがいしたときはすごいだろうな。
その時は、反発しない私の忍耐強さが結婚生活を続けられてきた証とわかるだろうという気持ちだった。
~~~この話は 次回に続きます~~~
続きはこちら→ 夫が連れてきた女その②
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