27歳で、好きになった4歳年下の男と結婚した。
若い時の私はコンプレックスをいくつか持っていた。
そのコンプレックス部分が無い人が好きだった。
自分にないものを相手に求める心が強かった。
結婚生活に大事なことの一つは、同じ価値観を持った人と一般にいわれるが、
私はそれを求めてはいなかった。
「人見知り、方言なまり、数学苦手、運動下手」の私は、
「社交的・東京育ち・数学得意・運動得意」の男子のスマートさに惹かれたのだった。
数学運動得意は、夫になる人は全日制高校中退し、定時制高校2年に編入してきた男子で、
同クラスを過ごしたのでそれを知った。
(結婚後、夫は、定時制高校も中退した)
style="display:block"
data-ad-client="ca-pub-3159902706487772"
data-ad-slot="8389535142"
data-ad-format="auto"
data-full-width-responsive="true">
夫は貯金無し、私は貯金を持っていた。
結婚当初は2人でアパート暮らしをした。
1か月の夫の3万円お小遣いは、話し合いで1日1000円にした。
当時の給料額からは多いほうだったけど、
夫は、お金遣いが荒いほうなので、
3万円きっかりでやってもらえればよいと思って決めた。
当初しばらくは、毎日1000円渡していたと記憶がある。
「何かあったら1000円じゃ困るから・・」と夫がいうので、
確かにそうかもしれないと、週始めに一週間分を渡したが、
「1万円にしてほしい」というので、
1万円を3回に分けて渡すことに・・
最後には、1か月分3万円を1度に全部欲しいと。
夫は酒好きで、気前が良かった。
会社帰りに同僚と飲みに行くと、おごっていたらしく、
給料日に月のお小遣い3万円を1度で渡すと、早い段階で使い切り、
猫なで声でお小遣い追加を要求してきた。
1回目は仕方なく渡すが、2回目・3回目になると
私が出し渋るようになる。
そうすると、「貯金おろしてこいよ!!」と、激高する。
そんな生活を、毎月繰り返していた。
こうして私が独身時代にためた貯金が減っていった。
居間6畳・DK6畳・バス、トイレ別の、
民間アパートの家賃も負担に思っていたころ、夫が言った。
「俺の実家は古い家だけど、持ち家だし自分は長男だし、
両親が同居大歓迎というから、一緒に住まないか?」
貯金が減っていき、夫と二人の生活に行き詰まっていた私は、
夫の両親がそういってくれるのなら・・と、
同居を決めることにした。
夫の実家には、何度か行ったことがある。
世田谷で敷地60坪と聞いた、そこに古~~~い小さな戸建ての平屋が建ち、
汲み取り式トイレ。
家よりも庭が3倍以上広かった。
続きはこちら↓ ↓
ランキングに参加しています
応援クリックをいただけたら励みになります
にほんブログ村

にほんブログ村

人気ブログランキング